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太陽光発電の耐用年数|太陽光発電の減価償却とは?
太陽光発電の耐用年数は、アパートやマンションのオーナー様、企業にとって気になる話題です。一般的に太陽光発電の耐用年数は17年と言われていますが、例外もあるので注意が必要です。
そもそも耐用年数って?
耐用年数を考える前に、まず減価償却について理解しないといけません。
例えば、20万円のパソコンを購入したとします。購入したパソコンは何年も使うことになります。そうすると、パソコンの購入費用は数年に分けて考えるのが妥当です。
費用を分割する年数を「耐用年数」と呼び、分割された費用のことを「減価償却費」と呼びます。この減価償却費を損益計算書に計上します。そして、このように費用を年数で分割することを「減価償却」と呼ぶのです。
パソコンの耐用年数は4年です。20万円を4年で割ると1年あたり5万円になるので、減価償却費は5万円ということになります。
太陽光発電の耐用年数は17年?
太陽光発電の耐用年数は基本的に17年です。例えば、補助金を受給して設置した太陽光発電は、法定耐用年数である17年の間は勝手に処分できないことになっています。処分のためには、太陽光発電普及拡大センターの承認を受ける必要があります。
しかし、太陽光発電の法定耐用年数が9年になる事例がありました。国税庁に、「自転車の製造を行う会社が太陽光発電を設置して、その電力を工場の設備を稼働させるために使う場合、耐用年数は何年か?」という質問が寄せられたところ、国税庁は「耐用年数は9年」と回答しました。
その理由は、太陽光発電の使い道が関係しています。
今回のように、太陽光発電が作る製品(発電された電気)を使って、自動車という製品がつくられる場合、太陽光発電は最終製品(自動車)に関わる設備と判断され、耐用年数が変わってくるのです。
このケースに限らず、太陽光発電は状況によって耐用年数が変わる可能性があります。太陽光発電の耐用年数に迷った場合は、税理士や、国税庁に質問した方が確実です。

売電収入で共益費を下げられているマンションオーナーさん >>
こちらのマンションオーナーさんは、7kWの太陽光発電を屋上に設置されています。発電した電気はろうかの明かりなどに使い、ほとんどの電気は売電に回しています。




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